どうしてこうなった。
いや〜今年も早いもんで。
忘年会シーズンですね。
ボクは高校時代の部活の飲み会に参加してきました。
高校時代、苦楽を共にした仲間との再会に胸が弾みました。
あんなことやこんなことがあったな〜 と、当時の思い出に浸っている中、数人の女のコがボクを見て、「誰かに似てない?」と話しているのが聴こえてきました。
(お、どんな芸能人の名前が飛び出すのかな?)とにわかに期待を寄せていると、次の瞬間、彼らの口から衝撃的な言葉が飛び出しました。
じゅうたんに似てるwww
ん?
…じゅうたん?? 聞き間違いか…な?
そんな芸能人…いた?
苗字かな?下の名前かな?
それとも、アジア系の外タレかな?
残念ながら、聞き間違いではありませんでした。主に玄関先や居間に敷かれる、漢字に直すと “絨毯” 、じゅうたんと聞いて誰もが真っ先に思い浮かべることのできるそれでした。
その一言がトリガーとなり、この日、集合から解散まで終始 “絨毯” ネタでいじられ続けました。
まあまあ。こういうことってよくあるんですよ。ボクの趣味が他者に理解されないことなんて、これまで腐るほど経験してますから。
それに正直、大した人生を歩んできてない話題性のないボクにとって、身に纏っているたかだか布きれが話のネタになるのはありがたいことだと思っています。オイシイ!
さらに飲み会の最中に「いつからこう(わけのわからない服を着るように)なったん?」と聞かれ、そういえばそうだな、と、自分でも少し興味が湧いてきました。
そこで今回は、
「ボクが大学4年間でいかにしてファッションと向き合ってきたか」
なんて仰々しいタイトルをつけると「身の程を知れ!」と天の声に叱咤されそうなので、
「ボク、どうしてこうなった。」
という題を基軸に、大学生活を振り返ってみようと思います。
それではいきます。
◆ 大学生活一年目。
「明日から、私服で学校来ていいよ。」
そう言われたような気持ちになったボクは、自由というコトバの裏に隠れた罠に気づかされました。気づくのが遅すぎました。
今までは制服着用義務があり、身なりで個性を出すことは極めて困難でした。不可能ではなかったにしても、それは微々たるものでした。
それがどうでしょう。ある日突然、制服という名の檻から放たれ、看守から「君は解放されたから、もうどこにでも行っていいよ」と言われるのです。
困ったボクは、とりあえず今まで持っていた服を着て学校に行きました。その時のボクを一言で形容するなら
田舎の中学生の放課後 。
しかし、困っていたのはボクだけではありませんでした。キャンパス内には同じような境遇に立たされた田舎の中学生が、放課後でもないのにわんさかいました。
ホッとしました。
とりあえず一年間、この田舎マンの群れに紛れて様子を見ることにしました。
◆ 大学生活2年目。
おかしい。
なにかがおかしい。
春の訪れを感じるより先に、キャンパス内の異変に気づきました。
田舎マンのメンバー、減ってない!?!?
時の流れというのは恐ろしいもので、世の中の急激な変化に対応できない人間は容赦なく取り残されていきます。
田舎マンのメンバーの大多数はいつの間にかグループを卒業し、既にソロとしての活動を始めていました。
こうしてINK48は事実上の解散となり、ここでようやくボクも危機感を持ち始めました。
前々からボクは、「お金をかければ誰でもおしゃれになれんだろ」というなめた考えを持っていたので(これは後に半分正解で半分間違いだと気づくのですが)、無駄にお金をつぎ込み始めました。
まずなにをしたかというと、ファッション雑誌を買い始めました。
そして雑誌に掲載されているショップに足を運びました。買いました。普段着ないようなものも買いました。着ました。暗闇の中を手探りで歩くとはまさにこのことでした。
するとすぐに変化が現れ始めました。
友達に、服について触れられることが多くなりました。さらには、あまり話したことのない人にも服について聞かれることがありました。
やったー!
田舎マンのメンバーとして猛威を奮っていた時代に別れを告げ、中学生だったボクはなんとか大学生に追いつくことに成功しました。
歓びに浸っていたのも束の間、
ここで恐れていた事態が発生します。
◆ 貯えが底を尽きる。
ボクがなぜ「お金をかければいいんだろ」的な考えを持ち、それを実行し得たかというと、高校までの貯えがあったからです。今まで物欲とは無縁の生活(地方の学校で部活に打ち込む日々)を送っていたため、お小遣いやお年玉は貯まる一方でした。
しかし終わりは必ずやってきます。
「なんでこんなもの!?」と今考えれば思うようなものにも躊躇なく手を出していたので、それまでの資産は浴槽に投げ入れたバブの如く溶けていきました。
ならば!と、ネットに走り始めました。
ネットサーフィンです。
◆ ネット大航海時代。
店舗での買い物は、店舗内の商品にしか出会えません。
それに比べてインターネットの海は広く、それはそれは果てしないです。
そのためこの航海では、目的の島(検索ワード)を設定しなければお目当てのお宝は見つけられません。
また、よさげなワンピース(もちろん衣類の方じゃなく、ひとつなぎの大秘宝の方ですよ!)が見つかっても、届いてみるとイメージと違った!なんてことも(このパターンは、ひとつなぎの大悲報と呼んでいます)。
しかしなんといっても、手頃な価格と豊富な種類がこのショッピングの大きな魅力です。今はもっぱらインターネットですね。
まとめ
大学生活を振り返ってみて、どうしてこうなったかが少し見えてきたように思います。
おそらく、周りの人と自分を比べたときの劣等感によるところが大きかったのではないかと思います。
ファッションにさほど興味がなかったころは、よく身なりを馬鹿にされていました。でも興味を持ったことはとことん追求するタイプですし、やはり周りの環境が影響したことは間違いないです。
そうしてこうなった。
以上、おわり。
フリーター、反感を買う。
ただいま。
新しいバイトに行ってきました。
最初のオリエンでここで働くにあたっての約束事などの話があって、SNSによる情報の公開はするなと釘をさされたので(今の時代どこもそうですよね)、残念ながら詳しいことは報告できません。しかし一言で言うなら 雑 務 !という感じでした。
言ってもまだ初日なので、判断材料が少なすぎてよくわかりませんが、ここでやっていけそうだという感じはしました。
料理に例えるなら、今日は肉という材料を得ました。
肉だけならレシピの幅が広すぎてまだ何を作るのか判断できません。
これから何回か働いていくうちに、人参やじゃがいもなどの経験材料を得ていき、「おや?これはもしや、みんな大好き カレー か?それとも 肉じゃが か?」と ある程度の予想が可能になってきます。
そして仕事に慣れてきたところで、気付けばおおよその材料が揃っていて、これはカレー(あるいは肉じゃが)だな〜と思うことでしょう。
ここで勘違いしないでいただきたいのですが、どちらがよい、ということではありません。
カレーにはカレーの良さがあり、肉じゃがには肉じゃがの良さがあります。
ただ人間なので、好き嫌いや好みはあります。
ボクの場合はどちらかというとカレーの方が好みです。そのため、働いていくうちに「あ、これカレーじゃん!」となればこれほど幸せなことはないです。
しかし、もし「あれ?カレーを期待してたけど、これどうやら肉じゃがだな。」となった場合はどうでしょう。
そうなったらボクは、肉じゃがの良さを探そうとします。
先ほども述べたように、カレーにはカレーの良さがあり、肉じゃがには肉じゃがの良さがあります。
そして肉じゃがのいいところを見つけたら、意外と肉じゃが、いいじゃん!よく味わってみたら、カレーと同じくらいうまいじゃん!という二次的な発見が生まれるかもしれません。
「ふん!フリーターが何を偉そうに!」
と思われるかもしれませんが、このブログはボクの頭の中の世界(と、今設定しました)なのでどうか許してください。靴を舐めます。
このご時世、つまらないこと・やりたくないことにどれだけ楽しさや意味を見出せるかが大切なのではないかと思います。
よく「無意味なことなんか何一つない」なんて言葉を耳にするけど、無意味なことが存在しないんじゃなくて、なんていうか、
「意味が無さそうなことに意味を見出す力」みたいなものが人をプラスの方向に働かせ、成長するための栄養になるんじゃないか?ってことだと思っています。
ただ現実を見ればなかなかそうはいかないですよね。今はバイトですけど、これから社会に出て「どう考えてもこんなの意味ねえだろ!」「こんなことするくらいなら死んだ方がマシぃ!」みたいな経験もするんだろうなあと思います。
だからこんな考え方を常に実行に移せたらもう無敵だと思います。生きるの楽しい!状態だと思います。難しいなあ。
ボクは楽しい世界を生きていけるようにできる限り頑張ります。
そして最後までボクの無意味な戯言につきあってくれたあなたにはその素質があります。
おめでとうございます。
ありがとうございました。
(どうでもいいけど書いててすげーはらへってきた。カレー食いたい。)
なおすけ、バイトやめるってよ。
ただいま。
今日も今日とてバイトでした。
みなさんご存知の通り、ボクは温泉で働いています。ちなみに以前はバーミヤンで働いていたのですが、どちらも歩いていける距離です(バーミヤンは徒歩20秒、温泉は徒歩10分以内)。
はっきり言って場所で決めました。
なんでこんな話をするかというと、
明日、新たに始めたバイトに初出勤してきます!
場所はなんと! 表参道!!
ボクの住んでる寮は和光市にあるので、今までの近さから考えるとこれはもはや海外出向の域です。
徒歩で気軽に、なんてものじゃありません!これを見てください!
(Googleマップを載せようと思ったのですが場所を特定され押しかけられても困るので手書きで失礼します。)
わかりますか?
縮尺の関係で、現在地とバーミヤンと極楽湯が同じ点上に位置しています。
時間に余裕を持って、5時間前には家を出たいところですね。
これはもう、諦めて電車で行きます。
何故そんな離れたところに決めたのでしょう。
安心してください皆さん。今回も懲りずに場所で決めさせていただきました。
だって表参道って、なんか、かっこよくね?
……
……
……。
そんなわけないじゃないですか。馬鹿にしてるんですか?
ボクは馬鹿です。
ちゃんと未来の自分のことを考えて、今回は初めて仕事内容で決めさせていただきました。
といっても詳しい仕事内容はまだ聞かされていません。それは明日行ってみてのお楽しみです。
簡単にいうと、以前ボクが通っていた広告業界就職講座の他、広告業にまつわるさまざまな講座が開講されるいわば広告業界の人材育成の会社です。既に広告業界で働いている社会人の方が主に講座を受けにくることが多いようです。
来年はバイトで生活していかなければならない為、どうせなら就活にもプラスになるバイト先を考えたらここにたどり着きました。
(株)宣伝会議
聞いたことありますか?
ボクが明日から働くことになった会社です。
正直不安です。スーツで来るように言われました。スーツってなんですか?恐いです。
今やってる温泉のバイトが楽すぎるので、余計心配です。でも自分で選んだバイト、楽しもうと思います!
どんなバイトだったかは後ほど報告したいと思います。あとタイトルの通り温泉のバイトを1月いっぱいで辞めるので、その想いも後ほどつらつらと書き記したいと思います。
それでは、いってきます。
男子トイレ。
おつかれさまです。
昨日(12/3)は朝からとある講座を受けてきました。
その名も、「広告業界就職講座」です。
いわゆる就活ですね。就職に関わる活動全般を就活と呼ぶのならば。
お前には無理だ!とか言って士気を下げてくる人間が必ず一定数いるからあまり公表したくはなかったのですが、ボクみたいなモンがなんと広告業界志望です。ほっとけ!
知らない人もいるだろうからここで今一度言っておきますが、ボクは就職浪人することに決めました。(留年も休学もしません。卒業して第二新卒として頑張ります。)だからこれは、来年の就職活動に向けての勉強みたいなものですね。小学生の頃から陸上競技しかしてこなかった無っ知無知のボクにとってはもってこいの講座です。
そしてここが重要なのですが、この講座は有料です。学生にとっては決して安くないお金を支払って受けるわけです。
学生の貴重な時間をはたいて貯めたお金を使って、将来の自分に投資している
と言えば聞こえはいいですが、
ほんとにお金を払ってまで受ける価値はあるのか?という疑問は少なからずありましたし、そのために多少なりとも受講を躊躇いました。
しかし、これだけお金を払うのだからそれなりのことは得られるだろうという希望的観測と、もし満足できなければクレームを入れてやろうという思いがボクの背中をプッシュしました。
実際どうなのか?
実際、めちゃめちゃためになります!
第一回目の講座終了時にも感じたことなのですが、もう、
どこ受けても受かるんじゃね!?!?
という愚かしい全能感に溢れてしまいます。
まあそれは少し言い過ぎですが、
少なくとも同業界志望のライバルたちには大きな差をつけたのではないかと思えます。(良いか悪いかは別として。)
そして昨日、第二回目の講義を受けてきたわけなのですが、これまた充実した時間でした。
なかでも感動したのが
「電通の若きエース」と呼ばれる、岸勇希さんの講義です。
ほんとに無知なボクですら名前を耳にしたことがある、業界内では非常に有名なお方です。
皆さん経験あるかどうかわかりませんが、ものすごく心に響く講義を聞くと、終わった後、いい本を読み終えたような感覚に陥ることがあります。
まさにその現象が起きました。
ボクの世界がまだ狭すぎるだけですが(これは間違いない)、世の中にはこんなに賢い人がいるんだなあと、胸が震えました。
こんなすごい人間になりたい!という願望と同時に、こんな人間に果たして一生かけてもなれるのか??という考えが浮かび、筋違いな悔しさや嫉妬が泉のように湧き出てきました。
この想いは是非これからの人生のモチベーションとして、エネルギー変換していきたいと思います。
そして余談ですが、
今話題のあの問題について
現場の人間としての、あるいは岸さん個人としての意見を聞くことができました。内容は絶対言いませんが。
来週、第三回目で最終回ですが、早くも期待が高まっています。こっちは腹が減ってんだよ!もっと知識をくれ!といった感じです。
最近のボクはこんな感じで生きてます。
日々、ちょっとずつだけど前進してるつもりです。
どうか見守ってやってください。
ではまた。
映画の日。
どうも、お久しぶりです。
お元気ですか?
ボクは生きてます。
「なおすけの日記」と銘打ってるわりにはブログの更新頻度が少ねえし、こいつ内容の薄い日々をすごしてんだろうなあ。という誤解を読者に与えかねないのですが、大丈夫です。
なぜなら、それは誤解ではなく正解だからです。
さて、昨日は何の日だったか知ってますか?
12月1日ですよ。
実は12月1日は、映画の日だそうです。
映画好きな人はわかると思いますが、ファーストデイってありますよね。毎月一日(ついたち)は料金が安くなるアレです。
これは映画の日の12月1日に因んだものだったんですね。へ〜。
じゃあなんで映画の日は12月1日なの?
神戸の神戸倶楽部で1896年(明治29年)11月25日から29日にかけて映画が一般公開された。これを日本の映画の初公開として、11月25日は半端だから12月1日がキリがいいという理由で、12月1日が記念日とされた。
(ウィキペディア参照)
このゆるゆるな理由で決められた記念日の恩恵を受け、一本1000円で観ることができました。映画の日、万歳!!
そんなことはどうでもいいから、早く映画を観に行った話を聞かせろ!と言われている気がするので本題に入ります。
映画を観たよ。
今回足を運んだのは、TOHOシネマズ新宿です。
なぜ新宿かというと、地下鉄一本でいけて新宿三丁目で降りれば、新宿ピカデリーが目と鼻の先にあるからです。ボクはよく新宿ピカデリーを利用します。よくわからないけど、物心ついた頃から
映画館=新宿ピカデリー
でした。
最近やっとボクにも物心がつきました。
生憎、ピカデリーではお目当ての映画が上映されていなかったので、TOHOシネマズ新宿に浮気したというわけです。
道中、いたるところにあやしげなおにいさんが立っているし、キャバ嬢っぽい女性がうろついているし、この街には何か狂気じみたものを感じます。陰鬱で淀んだ空気に強い香水の香りが溶け込み、足を踏み入れた人間を容赦なく幻惑してきます。
そしてなんとか目的地にたどり着くことができました。
それでは発表します。
ボクが今回観た映画は、
です。
まだ観てない人もいるだろうし、
観る予定ねーよ って人にもぜひ観にいってほしいと思うのでネタバレはしないつもりです。が、完全にまっさらな状態で臨みたい人はここからは読まなくても大丈夫です。映画を観にいった後で読んでください。
感想。
の前にちょっと言いたいことがあります。
今回も一人で映画を観にいったのですが、ほんとうに女子多すぎ!!
え?これ、女性専用車両?
これ、間違えて女性専用車両に乗ってしまった的なやつ!?
いや待てよ。よく見るとごく少数ではあるけど男子、いるぞ。
ああ、あれはカップルで来てるパターンか。
まあでも男子禁制ではないな。よし、おーらいおーらい。
よく考えれば原作が少女漫画なんだからあたりまえですよね。
逆に女子からしたら、
男子が一人で来ててヤバすぎ!!!
ですよね。
(席につくとき、既に席についてる女子二人組に「ひとり好きそう 」ってボソッとつぶやかれました。聞こえてるぞ。)
そんなこんなで上映が開始され、あっという間にエンドロール。
いやーよかったね。
溺れるナイフを観たいと思った理由の一つに、小松菜奈が出てるからなんだけど、やっぱりすごかった。これはネタバレしないように配慮して抽象的な表現を使ってるんじゃなくて、もう、すごかったの一言に尽きるんですよ。
小松菜奈めあてで来て、ああやはり小松菜奈すごい!ってなったんだけど、けれど、それ以上にすごいと思ったのが、菅田将暉なんだよなあ。
やられました。完全に。
とにかくコウ(菅田将暉)がかっこよすぎた。もうほんとに。デタラメにかっこいいんだよ。そして、だからこそ切ない。
実はボクは少女漫画というものがあまり好きじゃないです。"少女"とつくぐらいだしもともと女の子向けに作られたものなんだから仕方ない部分ではあるんだけど(もちろん少女漫画が好きな男子がたくさんいることも知っているし友達にもいっぱいいます)。
ではなぜ溺れるナイフに興味を持ったかというと、これは単に、あま〜い恋愛を描いただけのものではないと感じたからです。
原作を読んだわけではないので偉そうなことは言えませんが、ボクが惹かれたのは、思春期の、不安定で複雑に入り組んだ感情が恋愛とどう絡まっていくのかというところです。中学生で金髪って、ヤバそうじゃん!ナイフって、なんかヤバそうじゃん!
物語に出てくる少年少女はそれぞれにいろんな葛藤があり、もがいてあがいて、痛々しくて目も当てられません。
けど、
そういうの、大好き!!
やめてください。そんな、軽蔑の目を向けないでください。
思春期って誰もが必ず通る道なんですよね。
だから、自分の思春期を思い出したりしながら、
こういうこと自分にもあったなー とか、
こいつ今こんなこと考えてるんだろうなあ とか、
いろんなことを考えながら観れました。
ときどき自分の経験からだけでは想像しづらい場面が出て来たりして、登場人物が今何を考えてるのか予想したりするのもおもしろいです。
これはぜひ観にいってほしいです。
そして映画館で溺れちゃってください。
ボクは溺死しました。
歌はともだち。
こんにちは。
季節はすっかり冬ですね。ボクは寒さに耐えきれず、既に暖房器具に頼り始めました。
はぁ。
こんなとき、お互いに身を寄せあって温めあえる素敵な人がいてくれればいいんですけどね。
なんせボクはひとりですから。
ひとりだと、デートはできないし遊園地にも行く気にならない。原宿でパンケーキ?都市伝説でしょう?
ではそんなボクらには生きる喜びが微塵もないのでしょうか。
答えはNO!です。
ひとりにはひとりなりの楽しみ方が無数に存在しているのです!
その中でも今回ボクがオススメするのが
ひとりカラオケ(通称ヒトカラ)です。
ひとりカラオケに行ってきました。
今回ボクのパフォーマンス会場に選んだのは“まねきねこ”さんです。
ボクの最寄り駅には、「まねきねこ」の他に、「コロッケ倶楽部」「カラオケbanban」もあり、まさにカラオケ店激戦区です。
いつもこの三つの中から吟味し、料金が一番安いものを選びます。
お店が決まれば、いざ店内へ!
17番号室という名の日本武道館に案内されたボクは、ライブの成功にむけて、まず音響チェックから入ります。
そのときの気分によりますが、自分に厳しくいきたいときはエコーを弱め、自己満足したい日はエコーを強めにします。
機種は毎回DAMを選び、歌う前に精密採点DXを送信。これはあるあるだと思うのですが、気持ちが先行して精密採点DXを送信する前に一曲目を入れてしまうことがよくあります。あるよね〜
さて、気になる一曲目は
福笑い/高橋優
でした。
歌があまりうまくないボクにとっては高得点な方です。
一曲目ですべてが決まるといっても過言ではないので、3分くらいかけて慎重に選びました。
その後も思いついた曲を手当り次第歌っていきます。ここがヒトカラのいいところ。みんなが知らないであろうマイナーな曲を入れたり、「これ、ちげーな」と思ったら演奏中止をためらうことなく押せます!さあ、レッツ演中!!
「お前、そのアーティストの曲しか歌わねえじゃん。」と思われる心配もなし!
「最近流行ってるあの曲、うろ覚えだけど歌ってみたーい!」というあなたのワガママもここでは許されます!
「さっきの曲、もう一回歌いたいな。」当然アリ!
今回は2時間コースでした。
ボクはいつも「元を取らなきゃ」という謎の焦燥感に駆られて、喉の気持ちも考えないで間髪入れずに歌い続けてしまいます。
基本、トイレやドリンクバーの移動はダッシュです。
移動時間ほど無駄なものはない
人生は短いんだ
(引用 : 宇宙兄弟 / ビンセント・ボールド )
その結果、2時間で約20曲歌えました。
(ピコ太郎は気にしないでください。)
どうでしたか?ひとりカラオケっていいかも!と思ってもらえましたか?
…うん。わかります。わかりますよ。
受付がこわいんでしょ!
そんな人のために、背中を押してあげましょう。
ーひとりカラオケ入門ー
STEP1 受付。
ここがひとりカラオケの一番の難所だと思います。ボクも初めてのときは緊張しました。
「うわ、こいつひとりかよ。」「なんなん?友達いないん?」という店員の心の声が聞こえてくるようでした。
でも安心してください!
ボクみたいな全国の暇人ぼっちクソニートが頻繁に足を運ぶおかげで、今やヒトカラは珍しくないものとして認識されつつあります。
店員さんもたいして何も思わないようですので、ボクも今では、松屋にプレミア牛めしを食いに行く感覚でヒトカラに行けるようになりました!
STEP2 歌う。
あとはもう歌うだけです。
とはいえ、初めてだと、何故か複数人いるときよりも緊張します。おそらくマイクやデンモクに人見知りしているのだと思います。
たぶん違います。
おそらく慣れない状況に戸惑っているのだと考えられます。『カラオケはみんなで行くもの』という観念がまだ無意識下に内在しているのでしょう。
まあそんな緊張感も楽しみのひとつだと思って、曲を入れてみてください。だんだんほぐれていきますから。
途中盛り上がりすぎて、立ち上がり体を揺らしながら歌っていると、外を通るお客さんや店員と目が合うことがありますが、気を強くもってください。
STEP3 会計。
ここも難所ですよね。
個室を出ると、そこには無秩序な世界が広がっています。
ついさっきまで、自分が築き上げたお城の中で守られていたはずが、瞬間、血の気の漂う戦場に丸腰で放り込まれた気分になります。
何が言いたいかというと、知り合いグループなんかに遭遇した日には切腹ものです。
さっさとお会計を済ませ、逃げるように去りましょう。
以上の点を踏まえ、行きたいけど躊躇っていた人はぜひ!
ボクは素敵な人を見つけます!
秒速5センチメートル。
明里 『ねぇ、秒速5センチなんだって』
貴樹 『え、なに?』
明里 『今のなおすけの限界移動スピード。秒速5センチメートル』
貴樹 『ふーん・・・。明里そういうことよく知っているよね』
(アニメ 『秒速5センチメートル』より)
というわけで、筋肉痛により下半身の機能が完全に終わりました。誰かボクに車椅子寄付してください。
本題に入ります。
岡山マラソンに出場してきました。
(スタート直前のボク)
結果から言います。
無事完走いたしました!!!
わー わー パチパチパチ /
当初の目標、“30km”(前回記事をご覧ください)をなんと12.195kmも上回る“42.195km”という、これ以上にない記録を打ち立てることができました。ボクは今、泣いています。
完走賞のメダルと絵葉書
特にこのメダル!なんと岡山県の名産品、備前焼で作られています。これはうれしい!
それでは、いかにしてボクが完走することができたのか、さほど興味もないと思いますが、ダイジェスト版でお伝えしたいと思います。
スタート〜5km
生意気にも一番前に並んでやりました。
ひそかに出場しているという、小島よしおの姿は残念ながら見当たりませんでした。
走り始めると、「お、今日意外とイケそうだぞ?」と思い、少々飛ばしてしまいました。このときのボク、ほんとに死んでください。
10〜15km
歩きました。早くも「歩く」を選択しました。なんなら5km地点ですでに足が重くなってました。このとき、「やめる」という選択肢も浮かんでいましたが、ぎりぎりで思いとどまりました。
途中、沿道のおっさんと立ち話したり、ストレッチをしてみたりしながら、それでも一歩一歩前へ進み続けました。
15〜20km
ここから、軽い気持ちでフルマラソンに挑戦した素人が洗礼を受け始めます。
ポロポロと歩き出すランナーが増え始め、
「まったく、これだから素人は。」
と思いながら、一緒になって歩きました。
20〜30km
歩いたりところどころで休憩したりしたのが功を奏し、少しずつ走れるようになってきました。途中、ランナー限定のラーメンブースがあり、バカじゃねえの?と思ったりしながら自分のペースを刻みました。
30〜35km
完全に失敗しました。
ラーメンが腹にきました。
昨日の焼肉に引き続き、またも過ちを犯してしまいました。
人は、己の欲望には勝てない生き物なのだと、
改めて痛感させられました。
古代ローマの歴史家、クルティウス・ルフスはこう言います。
「歴史は繰り返す」
35〜42.195km(ゴール)
終盤、謎の力が降りてきて、
500人くらい抜いたと思います。
ほら、マリオカートでもよくあるじゃないですか。ビリを走ってても、キラーとかスターとかの有能アイテムが出て、異常な追い上げをみせるやつ。
それです。
まとめ
今回の件でボクが学んだことは、
何事にも事前の準備が必要だ、ということです。ボクは今、孫子の兵法を勉強しているのですが、敵に勝つためだけでなく、自分に勝つためであっても準備が必要だと思いました。
「彼を知り己を知れば 百戦危うからず」
ですね。
最後に、ボクがこの世で一番薄っぺらいと思う一言で締めくくりたいと思います。
「人生はマラソンだ!!!!」
ありがとうございました。
ちなみに…
今ボクが移動することができる限界速度、秒速5センチメートルでフルマラソン(42.195km)を行うと843900秒、
時間にして実に約234時間以上かかる計算になります!!
今回の岡山マラソンの打ち切りタイムが6時間なので、余裕で間に合いませんね。
それでは。