握手会に行ってきたよ。part2
〈前回までのあらすじ〉
どこにでもいるごく普通の大学生、なおすけ。平凡な日々を過ごしていた彼のもとに、ある日突然2枚のCDシングルが届く。なんとその中に入っていたのは、長濱ねるちゃんの握手券!!(自分で応募し、運良く当選しました)
女の子と話すのが苦手な彼に、果たして無事握手をすることはできるのか!?!?
さて、いよいよ握手会当日。遠足前日さながらの興奮で眠れず、気怠げな身体を無理やり起こし、急いで準備します。間違っても握手券は忘れないように。
今回の握手会は、ボクを欅坂46の世界へと引きずり込んだ張本人である寮の友達と二人で行くことになりました。彼は、ボクがファンを名乗ることに罪悪感を覚えるほど、その知識と熱意が深いです。
電車に揺られること一時間。
会場に着くと、それはもうおびただしいほどの熱気に包まれ、グッズを身に纏ったファンや、欅坂メンバーの専用ブースなどが見られました。
各レーンには早くも行列ができていました。場の雰囲気に圧倒されながら、さっそくボクも行列に飛び込みました。
ちなみに1部と2部の長濱ねるの握手券に当選しているので二回握手ができます。
順番待ちをしている間、とても緊張しました。当然です。この行列の先には、あの長濱ねるちゃんがいるのです。緊張しないはずがありません。
握手時間は約7秒と聞いていたので、何を話すか考え、何度もシミュレーションを繰り返しました。そうこうしているうちに、いよいよ順番が。
(以下、脳内再生)
ついに時はきた 昨日までは序章の序章で
飛ばし読みでいいから ここからが僕だよ
経験と知識と カビの生えかかった勇気を持って
いまだかつてないスピードで 君のもとへダイブを
(スパークル/RADWIMPS)
ねる「わあーかわいいーー!」
ボク「(!?!?)」
ボク「ねるちゃんの方がかわいいよー」
ねる「ほんと?ありがとー!」
ボク「はじめまして、『なおくん』って呼んでね」
ねる「うん、なおくん!」
運営「時間でーす」
ボク「2部もくるから覚えててね!じゃあね!」
ねる「じゃあね〜!」
短い。
自己紹介して終わっちゃったよ。
感想としては、ねるちゃんが可愛すぎました。当たり前だけど。
握手の仕方も、みなさんが想像するような握手じゃなくて、両手でがっちり恋人繋ぎ。もしも一生に一度だけ時間を止めることができたなら、ボクはその能力を迷わずこの場面で使ったことでしょう。
さらに、今回の握手会ではメンバーが、用意された衣装ではなくそれぞれの私服で迎えてくれるのですが、欅のおしゃれ番長こと長濱ねるちゃんの私服はもうほんとに、どどどどストライクでした。
あんなに可愛い子が私服までおしゃれって、罪すぎません?「 最高かよ」。
しかもそんな子に対面して、いきなり「かわいいーー!」って言われ、いやいや、いやいやいや、殺す気ですか。
今まで服をほめられた中で一番嬉しかったです。
しかし!
これだけではまだ不完全燃焼です。
実は今回握手会に参加するに当たって、ボクは自分に課題を課しました。それは、ねるちゃんにセクシーポーズをしてもらうことです。
このままだとただの変態だと思われてしまう恐れがあるので、誤解を解くために少し説明しておくと、
セクシーポーズとは、欅坂46のテレビ番組内で行われたある企画で、肩出し衣装を着ていたときのねるちゃんがサンドイッチマンに見せたポーズです。
これ↓
この破壊力よ。何度見てもにやけが止まりません。
ボクが変態だというみなさんの認識は覆せなかった気がしますが、そうです。これをやってもらいたいのです。
握手は残すところ後一回。すなわち次がラストチャンスです。背水の陣で臨みました。
二部で再び16レーンに並び、いよいよ自分の番。
ボク「ねるちゃん覚えてる?なおくんだよ」
ねる「なおくんー覚えてるよー」
ボク「ねるちゃん、肩出し衣装着てたときのセクシーポーズして!」
ねる「ええー!(困った顔して一瞬ためらった後、例のセクシーポーズをする)」
ボク「ゔぁ(死ぬ)」
ねる「(ニコッ)」
運営「時間でーす」
(以下、脳内再生)
もう少しだけでいい あと少しだけでいい
もう少しだけでいいから
もう少しだけでいい あと少しだけでいい
もう少しだけ くっついていようよ
(なんでもないや/RADWIMPS)
もっとお話したかったけど、課題もクリアできたし、もうこの世に未練はありません。
今まで生きててよかったです。
ありがとうございました。
おまけ
〈物販で買ったもの〉
・メンバータオル
・パーカー(グレー)
誰がなんと言おうと、ボクはこれからもねるちゃんを応援し続けます。
それでは。