なおすけの日記

23才のコピーライター

宣伝会議 コピーライター養成講座 基礎コースを修了しました。

あ、どうも。お久しぶりです。

宣伝会議賞という賞の応募に取り組んでいて、あまりブログを更新できていなかったので、これから徐々に再開していきます。どうぞよろしくお願いします。

 

< 目次 >

 

 

◆第112期 コピーライター養成講座基礎コースを修了しました。

ものすごくいまさらな感じがありますが。

というのも、修了式があったのは10月7日。一か月以上前ですね。

開講式が4月22日だったので、約半年間通ったことになります。

 

◇通ったきっかけ

始まりは、友達に「広告(業界)とか向いてそう」と言われたこと。

やりたいことが見つからないまま、「とりあえず教職は取っとけ」と親に言われていたので大学時代は体育教員を目指していました。

目指していたといっても、そこまで乗り気ではありませんでした。公務員という安定した職業を人生の保険にしていたということです。

(今だから言えるけど、こんなやつは教員になってはイケナイのです。なめんな! って話です。スミマセン。)

 

友達からそんなことを言われたのが、大学3年の冬。教育実習の直前。

(広告ってなに?チラシとか看板とかのやつ?)

家に帰って調べてみると、お、なんだかおもしろそう。そのとき漠然と「書く」ことを仕事にしたいなーと考えていたので、やるとしたらコピーライターがいいな、と思いました。

そしていろいろ調べてたどり着いたのが

宣伝会議 コピーライター養成講座 です。

 受講料16万。

よし、この道で生きていこう!と決心したボクは、死ぬ気で親にお願いしました。

 

ここで一度みなさんに想像してほしいのですが、

自分の子供が唐突によくわからない仕事をしたいと言い出して、そのための勉強をしたいから16万貸してくれと言われたらどうします?しかも就活をほったらかして。

 

ボクだったらまあ、とりあえずぶん殴るかな!

 

結果的に、なぜか貸していただけることになりました。

借りれなかったら学生ローンのお世話になろうと、当時は真剣に考えていたので、必死さが伝わったのかもしれません。

父ちゃん母ちゃん、ありがとう。いつか絶対返します。

 

◇通ってみての感想、気づいたこと

結果から言うと、通ってよかった!と思えました。

これを仕事にするゾ!という気持ちが強まりました。

 

コピーライターというくらいだから、書くことが仕事なのかと思っていましたが、それは少し違いました。書くことはオマケみたいなもので、実際には「考える」仕事であると気づきました。

というより、「書く=考える」だな、と。

 

頭の中で考えているだけでは考えているとは言えず、それをカタチにすることで初めて「考えている」ということになる、と個人的には思っています。

カタチにする手段としてコトバを使うのが、コピーライター。

グラフィックを使うのが、アートディレクター。

(広告においての話ね。)

 

これが、「コピーライターなんて誰でもなれる」と言われている所以(ゆえん)です。だってほぼ全員、普段から当然のようにコトバを使って生活しているから。

言ってしまえば、資格もスキルも必要ないのです。

実際ボクも「コピーライター? なんか、これならできるかも!」と思うところから始まりました。小4から大学卒業まで陸上競技しかしてこなかったボクが、です。(普通の技術職ならそうはいきませんよね?)

 

ただし、プロとしてやっていくとなるとハナシは別です。

 

残念ながら、中にはコピーを「なんとなくうまいこと言うもの」と認識している粗悪なコピーライターもまだまだたくさんいるようです。(そのことを嘆いている講師の方もいました。)

 

やるからにはもちろん、ボクはプロを目指します。

 

◇得られたもの 

いまからクサイことをいいます。そういうのが好きな人はこのまま、苦手な人は反吐を出しながらがんばって読んでください。

 

ボクは幸運なことに、がんばりが報われて金の鉛筆も何本かもらえたし、名だたる講師の方の貴重なアドバイスもたくさんもらえました。

しかし、そんなことはどうでもいいと思えるくらい得られてよかったものは、ズバリ仲間です。

一緒にコピー書いたり、書いたコピー見せ合ったり、将来どうなりたいか語り合ったり。

 

なにより仲間ができてよかったと思うのは、悔しさをめいっぱい感じられることです。

 

知らないやつのコピーが講師の方に褒められても、「いいなー」ぐらいにしか思わないけど、いつも一緒にいる仲間が褒められたときの悔しさは、尋常じゃありません。

器が小さいとか人間として終わってるとか性格悪いとか思ってもらって構いません。仲間の書いたコピーが評価されたとき、心の中では全然喜べませんでした。ただただ悔しい。

そんな気持ちにさせてくれる仲間に出会えたことだけで、受講料のもとなんて余裕でとれたと思います。(ちなみにみんなめちゃくちゃいい人です。スキ。)

 

これを読んでいる、これから受講しようと思っている人がいたら、ぜひ、たくさん仲間を作ってください。それだけで成長スピードは変わると思いますよ。

 

※金の鉛筆 宿題で提出したコピーが評価されると、もらえるやつ。

 

◇今後のなおすけ

 

就活。以上。

 

 

あ、あと、中村禎クラスに通います。(さっそく明日から。)

第15代中村組です。ワクワクです。楽しんできます!

 

 

おわり。

 

 

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(卒業制作が一位に選ばれて、仲畑さんから修了証とDVD〈仲畑貴志仕事集〉をもらうボク)

写真提供者:神原さん (ありがとうございます!)