映画の日。
どうも、お久しぶりです。
お元気ですか?
ボクは生きてます。
「なおすけの日記」と銘打ってるわりにはブログの更新頻度が少ねえし、こいつ内容の薄い日々をすごしてんだろうなあ。という誤解を読者に与えかねないのですが、大丈夫です。
なぜなら、それは誤解ではなく正解だからです。
さて、昨日は何の日だったか知ってますか?
12月1日ですよ。
実は12月1日は、映画の日だそうです。
映画好きな人はわかると思いますが、ファーストデイってありますよね。毎月一日(ついたち)は料金が安くなるアレです。
これは映画の日の12月1日に因んだものだったんですね。へ〜。
じゃあなんで映画の日は12月1日なの?
神戸の神戸倶楽部で1896年(明治29年)11月25日から29日にかけて映画が一般公開された。これを日本の映画の初公開として、11月25日は半端だから12月1日がキリがいいという理由で、12月1日が記念日とされた。
(ウィキペディア参照)
このゆるゆるな理由で決められた記念日の恩恵を受け、一本1000円で観ることができました。映画の日、万歳!!
そんなことはどうでもいいから、早く映画を観に行った話を聞かせろ!と言われている気がするので本題に入ります。
映画を観たよ。
今回足を運んだのは、TOHOシネマズ新宿です。
なぜ新宿かというと、地下鉄一本でいけて新宿三丁目で降りれば、新宿ピカデリーが目と鼻の先にあるからです。ボクはよく新宿ピカデリーを利用します。よくわからないけど、物心ついた頃から
映画館=新宿ピカデリー
でした。
最近やっとボクにも物心がつきました。
生憎、ピカデリーではお目当ての映画が上映されていなかったので、TOHOシネマズ新宿に浮気したというわけです。
道中、いたるところにあやしげなおにいさんが立っているし、キャバ嬢っぽい女性がうろついているし、この街には何か狂気じみたものを感じます。陰鬱で淀んだ空気に強い香水の香りが溶け込み、足を踏み入れた人間を容赦なく幻惑してきます。
そしてなんとか目的地にたどり着くことができました。
それでは発表します。
ボクが今回観た映画は、
です。
まだ観てない人もいるだろうし、
観る予定ねーよ って人にもぜひ観にいってほしいと思うのでネタバレはしないつもりです。が、完全にまっさらな状態で臨みたい人はここからは読まなくても大丈夫です。映画を観にいった後で読んでください。
感想。
の前にちょっと言いたいことがあります。
今回も一人で映画を観にいったのですが、ほんとうに女子多すぎ!!
え?これ、女性専用車両?
これ、間違えて女性専用車両に乗ってしまった的なやつ!?
いや待てよ。よく見るとごく少数ではあるけど男子、いるぞ。
ああ、あれはカップルで来てるパターンか。
まあでも男子禁制ではないな。よし、おーらいおーらい。
よく考えれば原作が少女漫画なんだからあたりまえですよね。
逆に女子からしたら、
男子が一人で来ててヤバすぎ!!!
ですよね。
(席につくとき、既に席についてる女子二人組に「ひとり好きそう 」ってボソッとつぶやかれました。聞こえてるぞ。)
そんなこんなで上映が開始され、あっという間にエンドロール。
いやーよかったね。
溺れるナイフを観たいと思った理由の一つに、小松菜奈が出てるからなんだけど、やっぱりすごかった。これはネタバレしないように配慮して抽象的な表現を使ってるんじゃなくて、もう、すごかったの一言に尽きるんですよ。
小松菜奈めあてで来て、ああやはり小松菜奈すごい!ってなったんだけど、けれど、それ以上にすごいと思ったのが、菅田将暉なんだよなあ。
やられました。完全に。
とにかくコウ(菅田将暉)がかっこよすぎた。もうほんとに。デタラメにかっこいいんだよ。そして、だからこそ切ない。
実はボクは少女漫画というものがあまり好きじゃないです。"少女"とつくぐらいだしもともと女の子向けに作られたものなんだから仕方ない部分ではあるんだけど(もちろん少女漫画が好きな男子がたくさんいることも知っているし友達にもいっぱいいます)。
ではなぜ溺れるナイフに興味を持ったかというと、これは単に、あま〜い恋愛を描いただけのものではないと感じたからです。
原作を読んだわけではないので偉そうなことは言えませんが、ボクが惹かれたのは、思春期の、不安定で複雑に入り組んだ感情が恋愛とどう絡まっていくのかというところです。中学生で金髪って、ヤバそうじゃん!ナイフって、なんかヤバそうじゃん!
物語に出てくる少年少女はそれぞれにいろんな葛藤があり、もがいてあがいて、痛々しくて目も当てられません。
けど、
そういうの、大好き!!
やめてください。そんな、軽蔑の目を向けないでください。
思春期って誰もが必ず通る道なんですよね。
だから、自分の思春期を思い出したりしながら、
こういうこと自分にもあったなー とか、
こいつ今こんなこと考えてるんだろうなあ とか、
いろんなことを考えながら観れました。
ときどき自分の経験からだけでは想像しづらい場面が出て来たりして、登場人物が今何を考えてるのか予想したりするのもおもしろいです。
これはぜひ観にいってほしいです。
そして映画館で溺れちゃってください。
ボクは溺死しました。
歌はともだち。
こんにちは。
季節はすっかり冬ですね。ボクは寒さに耐えきれず、既に暖房器具に頼り始めました。
はぁ。
こんなとき、お互いに身を寄せあって温めあえる素敵な人がいてくれればいいんですけどね。
なんせボクはひとりですから。
ひとりだと、デートはできないし遊園地にも行く気にならない。原宿でパンケーキ?都市伝説でしょう?
ではそんなボクらには生きる喜びが微塵もないのでしょうか。
答えはNO!です。
ひとりにはひとりなりの楽しみ方が無数に存在しているのです!
その中でも今回ボクがオススメするのが
ひとりカラオケ(通称ヒトカラ)です。
ひとりカラオケに行ってきました。
今回ボクのパフォーマンス会場に選んだのは“まねきねこ”さんです。
ボクの最寄り駅には、「まねきねこ」の他に、「コロッケ倶楽部」「カラオケbanban」もあり、まさにカラオケ店激戦区です。
いつもこの三つの中から吟味し、料金が一番安いものを選びます。
お店が決まれば、いざ店内へ!
17番号室という名の日本武道館に案内されたボクは、ライブの成功にむけて、まず音響チェックから入ります。
そのときの気分によりますが、自分に厳しくいきたいときはエコーを弱め、自己満足したい日はエコーを強めにします。
機種は毎回DAMを選び、歌う前に精密採点DXを送信。これはあるあるだと思うのですが、気持ちが先行して精密採点DXを送信する前に一曲目を入れてしまうことがよくあります。あるよね〜
さて、気になる一曲目は
福笑い/高橋優
でした。
歌があまりうまくないボクにとっては高得点な方です。
一曲目ですべてが決まるといっても過言ではないので、3分くらいかけて慎重に選びました。
その後も思いついた曲を手当り次第歌っていきます。ここがヒトカラのいいところ。みんなが知らないであろうマイナーな曲を入れたり、「これ、ちげーな」と思ったら演奏中止をためらうことなく押せます!さあ、レッツ演中!!
「お前、そのアーティストの曲しか歌わねえじゃん。」と思われる心配もなし!
「最近流行ってるあの曲、うろ覚えだけど歌ってみたーい!」というあなたのワガママもここでは許されます!
「さっきの曲、もう一回歌いたいな。」当然アリ!
今回は2時間コースでした。
ボクはいつも「元を取らなきゃ」という謎の焦燥感に駆られて、喉の気持ちも考えないで間髪入れずに歌い続けてしまいます。
基本、トイレやドリンクバーの移動はダッシュです。
移動時間ほど無駄なものはない
人生は短いんだ
(引用 : 宇宙兄弟 / ビンセント・ボールド )
その結果、2時間で約20曲歌えました。
(ピコ太郎は気にしないでください。)
どうでしたか?ひとりカラオケっていいかも!と思ってもらえましたか?
…うん。わかります。わかりますよ。
受付がこわいんでしょ!
そんな人のために、背中を押してあげましょう。
ーひとりカラオケ入門ー
STEP1 受付。
ここがひとりカラオケの一番の難所だと思います。ボクも初めてのときは緊張しました。
「うわ、こいつひとりかよ。」「なんなん?友達いないん?」という店員の心の声が聞こえてくるようでした。
でも安心してください!
ボクみたいな全国の暇人ぼっちクソニートが頻繁に足を運ぶおかげで、今やヒトカラは珍しくないものとして認識されつつあります。
店員さんもたいして何も思わないようですので、ボクも今では、松屋にプレミア牛めしを食いに行く感覚でヒトカラに行けるようになりました!
STEP2 歌う。
あとはもう歌うだけです。
とはいえ、初めてだと、何故か複数人いるときよりも緊張します。おそらくマイクやデンモクに人見知りしているのだと思います。
たぶん違います。
おそらく慣れない状況に戸惑っているのだと考えられます。『カラオケはみんなで行くもの』という観念がまだ無意識下に内在しているのでしょう。
まあそんな緊張感も楽しみのひとつだと思って、曲を入れてみてください。だんだんほぐれていきますから。
途中盛り上がりすぎて、立ち上がり体を揺らしながら歌っていると、外を通るお客さんや店員と目が合うことがありますが、気を強くもってください。
STEP3 会計。
ここも難所ですよね。
個室を出ると、そこには無秩序な世界が広がっています。
ついさっきまで、自分が築き上げたお城の中で守られていたはずが、瞬間、血の気の漂う戦場に丸腰で放り込まれた気分になります。
何が言いたいかというと、知り合いグループなんかに遭遇した日には切腹ものです。
さっさとお会計を済ませ、逃げるように去りましょう。
以上の点を踏まえ、行きたいけど躊躇っていた人はぜひ!
ボクは素敵な人を見つけます!
秒速5センチメートル。
明里 『ねぇ、秒速5センチなんだって』
貴樹 『え、なに?』
明里 『今のなおすけの限界移動スピード。秒速5センチメートル』
貴樹 『ふーん・・・。明里そういうことよく知っているよね』
(アニメ 『秒速5センチメートル』より)
というわけで、筋肉痛により下半身の機能が完全に終わりました。誰かボクに車椅子寄付してください。
本題に入ります。
岡山マラソンに出場してきました。
(スタート直前のボク)
結果から言います。
無事完走いたしました!!!
わー わー パチパチパチ /
当初の目標、“30km”(前回記事をご覧ください)をなんと12.195kmも上回る“42.195km”という、これ以上にない記録を打ち立てることができました。ボクは今、泣いています。
完走賞のメダルと絵葉書
特にこのメダル!なんと岡山県の名産品、備前焼で作られています。これはうれしい!
それでは、いかにしてボクが完走することができたのか、さほど興味もないと思いますが、ダイジェスト版でお伝えしたいと思います。
スタート〜5km
生意気にも一番前に並んでやりました。
ひそかに出場しているという、小島よしおの姿は残念ながら見当たりませんでした。
走り始めると、「お、今日意外とイケそうだぞ?」と思い、少々飛ばしてしまいました。このときのボク、ほんとに死んでください。
10〜15km
歩きました。早くも「歩く」を選択しました。なんなら5km地点ですでに足が重くなってました。このとき、「やめる」という選択肢も浮かんでいましたが、ぎりぎりで思いとどまりました。
途中、沿道のおっさんと立ち話したり、ストレッチをしてみたりしながら、それでも一歩一歩前へ進み続けました。
15〜20km
ここから、軽い気持ちでフルマラソンに挑戦した素人が洗礼を受け始めます。
ポロポロと歩き出すランナーが増え始め、
「まったく、これだから素人は。」
と思いながら、一緒になって歩きました。
20〜30km
歩いたりところどころで休憩したりしたのが功を奏し、少しずつ走れるようになってきました。途中、ランナー限定のラーメンブースがあり、バカじゃねえの?と思ったりしながら自分のペースを刻みました。
30〜35km
完全に失敗しました。
ラーメンが腹にきました。
昨日の焼肉に引き続き、またも過ちを犯してしまいました。
人は、己の欲望には勝てない生き物なのだと、
改めて痛感させられました。
古代ローマの歴史家、クルティウス・ルフスはこう言います。
「歴史は繰り返す」
35〜42.195km(ゴール)
終盤、謎の力が降りてきて、
500人くらい抜いたと思います。
ほら、マリオカートでもよくあるじゃないですか。ビリを走ってても、キラーとかスターとかの有能アイテムが出て、異常な追い上げをみせるやつ。
それです。
まとめ
今回の件でボクが学んだことは、
何事にも事前の準備が必要だ、ということです。ボクは今、孫子の兵法を勉強しているのですが、敵に勝つためだけでなく、自分に勝つためであっても準備が必要だと思いました。
「彼を知り己を知れば 百戦危うからず」
ですね。
最後に、ボクがこの世で一番薄っぺらいと思う一言で締めくくりたいと思います。
「人生はマラソンだ!!!!」
ありがとうございました。
ちなみに…
今ボクが移動することができる限界速度、秒速5センチメートルでフルマラソン(42.195km)を行うと843900秒、
時間にして実に約234時間以上かかる計算になります!!
今回の岡山マラソンの打ち切りタイムが6時間なので、余裕で間に合いませんね。
それでは。
岡山マラソン前日のボク。
こんばんは。
岡山マラソンの前日受付に行ってきました。
そうです。そうなんです。
何を隠そう、僕は岡山マラソンの招待選手に選ばれた貴重なランナーなのです。
(今年の春に開催された吉備路マラソンで図らずも出場権を獲得しました。)
どれくらい貴重かというと、だいたい戦時中の米くらい貴重だと思います。
今朝ボクは現在住んでいる埼玉県を出発し、新幹線で岡山駅に着くと、そこから受付会場の桃太郎アリーナまでももチャリで向かいました。
ももチャリ、最高かよ!!!
ももチャリというのは、岡山市内の至るところに設置してある、誰でも気軽に使うことのできるレンタサイクルのことです。60分100円だったかな。
会場に着くと、戦時中の米であるボクに対して、戦時中の芋程度の一般応募のランナーがたくさんいました。岡山マラソンって改めて規模がでかい。
今年は第二回の開催にも関わらず、岡山マラソンというイベントが早くも岡山県のキラーコンテンツになりつつあるのではないか、と感じざるを得ません。
そんなスケールの大きさを感じる大会に自分が出場できると思うと、ワクワクが止まりません!アドレナリンが先走って、早くもランナーズハイになりそうです。
テンションが上がりすぎて、先ほど、ランナーを名乗る者であるならタブーとされる、「前日に焼肉に行く」という愚行を冒してきました。終わった。
さて、気になる目標ですが、今回は
“目指せ!30km!!”
にしたいと思います。
???
???
なに?
…意味がわからない?
そのままの意味なのですが、
よく理解できていない人がいるようなので改めて説明します。
前回の吉備路マラソン同様、今回の岡山マラソンも42.195kmの、いわばフルマラソンと呼ばれるやつに出てきます。
しかし!!!!
前回と違うことがいくつかあります。
それは、ボクが陸上競技を引退しているということです。しかも、もうほとんど練習していません。おそらく戦時中の芋である一般市民ランナーのほうがまだ練習してると思います。それに比べれば、ボクなんか現代の米、いや、もはやただのイモ野郎です。
さらに、風邪を引いてしまったことや(同じ階に住む寮生が二人もインフルエンザにかかる)、前日焼肉を食べに行ってしまったこと(これは自分のせいです。)、その他もろもろの悪条件を考慮しました。
その結果、この目標が妥当だろう、と判断いたしました。
それではもう一度発表します。聞いてください。
今回の目標は、
“目指せ!30km!!”
です。
応援よろしくお願いします。