「仕事ができる人」とは、どういう人か。
最近ボクが、アルバイト先で「仕事ができる」と思われているらしいことに気づいた。
素直に嬉しかった。こうしてブログに書いてしまうところがまた、素直で可愛いね。
ところで皆さんは、「仕事ができる人」と聞いて、真っ先にどんな人を思い浮かべるだろう。
仕事のスピードが早い人か。
はたまた、仕事の量をたくさんこなす人か。
「仕事ができる」にはいろいろな解釈ができるけど、ボクは最近、仕事ができる人というのは「たくさんミスを経験した人」だと考えるようになった。
ミスが多いということは、一見、仕事ができない人という印象を受けるかもしれない。確かに、このままだとそう解釈されても仕方がない。
だからここで、もう一つ条件を加える。
「同じミスを繰り返さない人」
どうだろう。これで仕事ができる人の像にグッと近づいたのではないだろうか。
「たくさんミスをし、しかし同じミスを繰り返さない」
それは、ミスの種類が多いということだ。
慣れないことや、初めてのことをするとき、人は必ずと言っていいほどミスをする。仮に偶然うまくいったとしても、なぜうまくいったかがわからないため、いずれミスをするときが訪れる。それは誰しも同じである。
ところが、そのミスを何度も繰り返してしまう人と、すぐにミスをしなくなる人がいる。どういうわけか。
その違いはズバリ、「ミスの分析と対策ができているかどうか」だと思う。
何度もミスをしてしまうのは、なぜそうなったのかを知ろうとせず、「今回はたまたま」という都合のいい言い訳をして対策をろくに立てようとしないからではないか。
反対に、すぐにミスをしなくなる人というのは、なぜミスが起きたのかを分析し、対策を立て、それを実行に移していく。
いわゆる、PDCAサイクルというやつだ。
あたりまえじゃん。と思うかもしれないが、あたりまえほど、あたりまえにこなすことが難しいものはない。
ここで仕事ができる人とできない人の差が大きく出る。
さらに、ミスに誠実な「仕事ができる人」は、ミスをポジティブなものとして受け取ることができる。
なぜなら、ミスをしたぶんだけ成長できるからだ。できないことが見つかり、できるようになる。その瞬間ほど仕事にやりがいを感じられる瞬間はないのではないだろうか。
この度、ボクに対して「仕事ができる」という認識を持ってくださった方々が、ボクのどういう部分を見て「仕事ができる」と判断したのかはわからないけど、今後もその人たちの期待を裏切らないようにがんばりたいと思います。